Software Engineer at Data Analysis team, Data Labs.
Data LabsのYutaniです。LINEには「エンジニアは技術に関連する海外カンファレンスへの参加費用すべてを一年に一回は会社に負担してもらえる」という制度があります。私はその制度を使い、2019年1月15〜18日にアメリカのオースティンで開催された「rstudio::conf 2019」にポスター発表で参加しました。その様子を紹介します。 rstudio::confについて rstudio::confは、RStudio社が開催するRのカンファレンスです。R関連のカンファレンスとしては他にUseR!がありますが(参考:2018年のUseR!の参加報告)、今年のrstudio::confの参加者は約1700人を数え、世界最大規模となりました。 発表内容は、UseR!と比べるとエンジニア色が強い傾向がありますが、プログラミング言語としてのRについての話からデータサイエンティストチームのあり方まで、多岐に渡っています。また、発表者には、RStudio社のチーフサイエンティスト・Hadley Wickham氏をはじめ、R界のスーパースターが名を連ねています。今回は1人で参加しましたが、聞
Data LabsのYutaniです。 このたび、R MarkdownをAtlassian Confluenceに投稿するためのRパッケージ・conflrをOSSとして公開しました。本記事では、このパッケージの開発に至った背景と、使い方について説明します。 https://line.github.io/conflr/ RユーザとConfluence Confluenceはドキュメンテーションのための定番ツールです。私が所属するData Analysisチームでも、分析レポートや様々なノウハウを共有する手段の一つとしてConfluenceを活用しています。 一方、Rユーザにとっては、ドキュメンテーションの定番ツールといえばR Markdownです。ここには大きな分断があります。R Markdownから生成されたレポートをConfluenceに載せるためには、コードや図をコピーアンドペーストするしかありません。せっかくR Markdownを活用して再現可能性の高い分析フローを作っても、それがConfluenceの手前で断ち切られてしまうのです。 conflrは、この分断を取り除く
ドーモ、Data LabsのYutani (湯谷)です。 私の所属しているData Labsは、LINEメッセンジャーを含めた全サービスのデータの分析・研究・応用のための専門的な開発組織です。サービスの事業領域を超えて、各サービスのログや利用動向などのデータを横断的に処理し、より精密なデータ分析と情報フィルタリングを提供し、全サービスのデータの効率的な活用を目標に日々精進しています。 2018年7月10日〜13日に開催されたUseR!2018に参加しポスター発表を行いました。その様子の一部をブログで紹介します。 UseR!とは UseR!は、世界中からRユーザが集まるR界最大のカンファレンスです。毎年1回、世界各地で開催されており、2018年はオーストラリアのブリスベンでした。 カンファレンスではRに関連する最新情報や研究成果などが発表されます。UseR!のプログラムには、招待制の基調講演、公募制の通常講演・ポスター発表・チュートリアルがあります。今回、弊社からは、社内Rパッケージ「liner」の活用事例をTakayanagi (高柳)と私がポスター発表を行いました。 linerパッ